弁護士法人 親和法律事務所

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コラム

離婚

「離婚したい」と言う前に考えておくこと

2021.03.05

離婚する際には、細かな離婚条件を決める必要があります。
今回は離婚条件を検討する際に役立つ指針について説明します。

1 いつまでに離婚したいか

なによりも先に、いつまでに離婚をしたいかを決める必要があります。
離婚することや離婚の条件について合意できていない場合、裁判所で訴訟等をして離婚をしなくてはなりません。
訴訟で離婚するためには、一定の離婚原因が必要ですから、今すぐ離婚ができるとは限りません。
仮に離婚原因があったとしても、協議離婚できないのであれば、訴訟をして離婚をする必要があります。
訴訟をして判決を得るのにも時間がかかります。
そのため、いつまでに離婚したいかを考えて、そこから逆算して手続きを進めていく必要があります。

2 離婚条件で譲歩できる点はあるか

できるだけ早く離婚をするために、離婚条件である程度譲歩をするということも考える必要がある場合があります。
私が離婚に関する相談を受ける際には、より踏み込んで、
①訴訟をして離婚をした場合にどの程度の離婚条件が認められるか、
②離婚条件を相手方が守るか(守れるか)、
③離婚条件を相手方が守らなかったときに強制執行が成功する可能性はどの程度あるか、
④将来事情が変わったことで離婚条件が変わる可能性があるか
等についてもお話をして、譲歩してもよい点について相談者の方と一緒に検討をしていくことにしています。

3 すぐに離婚をしなかった場合どうなるか

離婚をせずに同居を継続した場合に将来離婚できる時期や離婚条件に変化はあるか、別居した場合に離婚できる時期や離婚条件に変化はあるか等を考える必要があります。

4 最後に

どうでしたか?
考えなくてはならないことが多いと思われたでしょうか。
実際に離婚された方でもここまで検討しなかったという人も多いかもしれません。
ただ、離婚について紛争になった後になって相談に来られた人で、こんなはずではなかった、と言われる方は、ほとんどの方が今回記載したような事項の検討が不十分な方です。
考えるのも疲れるし、早く離婚してしまいたい、と思われるかもしれません。
離婚の提案をする前には今回記載した内容について検討されてはいかがでしょうか。

(信田)

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